enchantMOON S-II / NASA のソースコード公開 / 本来の意味でのデバグ / Windows XP ― 2014/04/08 00:00:00

enchantMOON のファームウェアアップデート版
既存ユーザは無償アップデート可能
『手書きの遅延低下 (最高 112ms→80ms) ・ カメラの高画質化 ・ Webブラウザの高速化 ・ 動画再生への対応 ・ ページ閲覧速度の向上 ・ ハイパーリンクの高速化 ・ カメラ起動時の領域形状の自動補正 ・ 開発環境「MOONBlock」の速度向上』 などが行われているそうです
enchantMOON って、一部の人以外に不評だった気がしますが、改善後はどういう評価なのか
もっとも、登場時の不評さから、興味を持ってくれる人は激減してしまっていると思いますけれど……
後、ユビキタスエンターテインメント初のハードウェアプロダクトだったせいで、デザインは良いのですが、中身に問題が有ることも割と知られていて、長期間利用しているといずれ断線するのではないかとか言われている部分も、多分改善されていないので、値段を考えるとかなり悩ましい代物です
変に凝った構造にせず、普通のタブレットにしていればこう言う問題は起きなかったのですけれど、それはそれで Android タブレットの一つとして埋没する可能性があるので悩ましい所です
enchantMOON S-II の価格は “発売当初より1万円高く” 設定されていて、消費税 8%込で、16GBモデルが 49,800円、32GBモデルが 59,800円
うーん……
NASA が 4/10 から、今までに開発したソフト 千種以上のソースコードを「無償で一般公開する」するそうです
あくまで、“閲覧できる権利が無償”だということで、利用ライセンスはソフトによって異なる模様
現時点では、米国以外で、どんなソフトが使用できるのかは不明 (当然、米国民の利益を最優先している)
とは言え、公開されるとそのソースコードは色々なルートで拡散していくので、公開しても米国の不利益になりづらいものに限られるのでしょう (物によっては、コードの一部が汎用技術を利用したものに差し替えられているかも)
「無償利用可能なものがどの程度あるのか」 が興味深いのですが、日本時間 (JST) で 4/11 になってみないと、何とも言えません
# 4/11 に、IT 系のニュースサイトに公開後の記事が掲載されると思います
後、【** クリック注意! **】 本来の意味でのデバグな記事 [netgeek.biz] が、割と面白かったのですが、本当に虫が精密機器 (「アイホン」と言うドアホン) に問題を起こしている記事なので、虫 が苦手な方は見ないように
【余談】 今日が Windows XP サポート最終日です (但し米国時間が基準みたいなので、日本だと明日の夕刻まで)
最後のアップデート (Windows XP/Office 2003) / note / BOOTH ― 2014/04/09 06:00:00

日本時間の今日 Windows XP / MS Office 2003 の最終アップデートが公開されます
このアップデートに含まれない脆弱性は修正されません
Windows XP をもう暫くだけ使わなければならない場合は、IE の使用だけは中止して、Firefox または Google Chrome を使用した方が良いと思います (IE は Windows の構造上 OS への侵入に使いやすい)
# EMET でのリスク軽減にも限界があります
もっとも、ネット接続自体長く使用できないとは思いますが……
ほとんどウェブブラウザ以外は使っていないという方には、Ubuntu 12.04LTS に軽いデスクトップを組み合わせるのがお勧めです (LXDE とか Xfce とか)
Windows XP SP3 がそれなりな速度以上で動作しているハードなら、大体問題なく動作すると思われます
# 無理に Windows 7/8.x を使う必要はないのです
■→ Ubuntu Japanese Team [ubuntulinux.jp]
note [note.mu] と言う見た目が twitter っぽい、メディア配信サービスが開始されています (現在は Web ブラウザのみ対応, Android/iOS 用クライアントアプリを準備中)
特徴は、有料のノート (画像 (複数枚登録可)・文章・音声・映像 (近日対応)) を掲載できること
有料ノートの価格は、現在 100円~1万円を設定可能ですが、下限が100円というのが少々問題になっている模様
画像や音楽の場合は、まだそれ程の問題ではないのですが、文章やネットラジオみたいなものだと 100円というのはなかなか悩ましい価格設定で、既に伊集院光氏が 50円 や 30円 の設定ができないかいう感じの発言を投稿しています [note.mu]
決済サービスの都合上 (現在はクレジットカードのみ対応, 他の決済方法も予定はしている)、低価格での決済はなかなか難しいのは理解できるので、ポイントチャージ式にすればいいのではないかと思います
100円以上の 10円刻みの任意ポイントを購入できて、そこから支払うという方法ですね
中々お手軽な感じなのですが、問題は表示が少し遅かったり、微妙に動作が怪しくノートの表示がされない事が有ったりで、気軽な閲覧の妨げになっていることかなぁ……
# ノートを管理している JavaScript の記述に問題が有るっぽい
注意点は、アダルトコンテンツなど (法に触れていなくても) 掲載できないコンテンツも有ること (多くの無料 Blog サービスと似たような感じ)
twitter や facebook の海外勢は、グローバルサービスの数の力で押し切っていますが、数で押し切るのが難しそうなサービスの場合、アダルトコンテンツの有無ってかなり普及に影響する気はします
なお、pixiv が運営する BOOTH [booth.pm] では、アダルトコンテンツの販売も可能ですがBOOTH 自体は単なる配布・決済専用のサービスとして提供されており、利用者全員が事業者扱いなので、特定商取引法表示が必要だったりはしますが、決済手数料のみで利益を出すビジネスモデルになっているため、同人ダウンロードショップなどより安く販売可能なのが特徴です (なので、ダウンロードショップと値付けが同じ場合は、どうかと思う)
最近は、SNS サービスに、何らかの決済サービスを持ち込む例が増えてきているように思いますが、こういう流れなのが、日本だけっぽいのも、興味深いかもしれません (欧米では販売用のルートが既に存在しているのだと思われる)
Adobe Flash Player 13.0.0.182 / Adobe AIR 13.0.0.83 / Google Chrome 34.0.1847.116 / Socket AM1 with Athrom and Sempron ― 2014/04/10 04:00:00

最後の Windows XP SP3 & MS Office 2003 のアップデータと一緒に、ほぼ定例になりつつある、Adobe Flash Player / Adobe AIR / Google Chrome のアップデートがきました
- Adobe Flash Player 13.0.0.182 (Windows/Mac OS X)
- Adobe Flash Player 11.7.700.275 (Windows/Mac OS X) ← 5/13 サポート終了
- Adobe Flash Player 11.2.202.350 (Linux)
- Adobe AIR 13.0.0.83
- Google Chrome 34.0.1847.116
Linux 版 Flash Player 13.0 は PPAPI 版のみで、Google Chrome のみの対応なのは相変わらずです
NPAPI 版は Flash Player 11.2 のままなので Firefox も何らかの手を打たないと問題が有るような気はするのですが……
ようやく Kabini 版 AMD Athlon/Sempron が正式に発表・発売されました
ソケットになっているので、交換が可能ですが、APU の性質と値段を考えると、アップデートを考慮して購入する人は余りいない気がします (最上位 APU でも大して高くないのと、発熱を考えて購入するのが一般的だと思われる)
M/B を一つ用意すれば、APU は自由に選択できるので、M/B メーカは、どの APU が良く売れているのかを気にすること無く製品を出せるのと、APU は SoC でもあるので、M/B 上にチップセットや主要 I/O ブリッジを用意する必要がなく、追加機能や、レガシー I/O を実装する場合に小さなチップを載せるくらいで済むからか、発売されたばかりなのに、思っていたよりもずっと安い値段で販売されています
※ 値段は全て税別
- MSI AM1I (Mini-ITX) → ¥4,600- 前後
- ASUS AM1M-A (microATX) → ¥5,300- 前後
- ASUS AM1I-A (Mini-ITX) → ¥5,200- 前後
- GIGABYTE GA-AM1M-S2H (microATX) → ¥5,200- 前後
- Athlon 5350 (4コア / 2.05GHz / GPU 600MHz) → ¥6,800- 前後
- Athlon 5150 (4コア / 1.6GHz / GPU 600MHz) → ¥6,000- 前後
- Sempron 3850 (4コア / 1.3GHz / GPU 450MHz) → ¥4,500- 前後
- Sempron 2650 (2コア / 1.45GHz / GPU 400MHz) → ¥3,900- 前後
発熱は低く、リテールクーラーは 5cm ファンと、かなり小型
大きめのファンを低速回転させれば、静かなシステムになりそうです
個人的には、MSI AM1I + Athlon 5350/5150 がいいかなぁ……
暫くすれば少し安くなると思うので、1万円程度と言った所?
# AMD E-350 M/B が ¥7,500- 前後なので、大きな差がないのに、パフォーマンスの差が大きい (特に浮動小数点演算)
コアは特に新しいものでもないので、Ubuntu 14.04LTS 辺りなら問題なくインストールできるかな?
どの M/B もメモリを 2枚挿せるので、最初は 4GBで、あとでもう一枚足して 8GB とかやり易いのが良いです
後、PCIe カードが挿せるので、SATA カードを挿して、HDD を 2台追加して、RAID1 NAS としても活用したりとか
まずは予算を用意する所からなんですが……
大辞泉 (iOS) は無料化の夢を捨て去った / Thunderbolt 2 / XP → 7 ― 2014/04/11 00:00:00
![[Android] 大辞泉 / 大辞林 [Android] 大辞泉 / 大辞林](http://asg.asablo.jp/blog/img/2014/04/11/30c28b.jpg)
大辞泉アプリ (iOS) ver.2 は有料 (2,000円) になりました
こちらに開発元の詳細なデータ掲示があるのですが [hmdt.jp] ソーシャルゲーム風課金によるフリーミアムモデルは辞書アプリでは成立しないデータを得られたと言う結果がよくわかります (必要最低ラインの 1割しか課金が得られていない)
なお、Android 版は、複数のデベロッパから発売されており ¥2,500- なので、iOS 版は少し安いとも言えますが、課金ユーザが減ったとはいえ、iOS の方が Android より課金ユーザの割合は高いらしいので、それが反映されているのかもしれません (日本に限ると iOS ユーザの数は十分多い / 世界的に見ると Android が圧倒的だけれど、低価格スマートフォンも多いので、課金よりは埋込広告の方が利益が出るかも……)
もっとも、少し調べるだけなら、ポータルサイトなどで提供されている辞書を、ウェブブラウザでひくという方法も使えるので、アプリを買ってくれる人というのは、かなり重要な存在なのかもしれません
更に言うと、一番 Android 率の高い docomo の場合、実は 「ジーニアス英和・和英MX + 明鏡国語MX」 が標準搭載されている端末も有り、より高度な辞書が欲しいと考えない限り要らないとも言えるケースが有るのも厳しい点かも知れません
# AQUOS PHONE (Android 4.1 以上) の場合、タスク切り替えボタンを長押しすると、辞書やメモなどの便利アプリが呼び出せます (ついでに、下からフリックにユーザ登録可能なランチャ機能を拡張してくれると便利なのですが……)
“Thunderbolt 2” で Mac OS X と Windows PC の接続が、Ethernet エミュレートで可能になる……って、Thunderbolt を搭載している Windows PC って、ほぼ無いと言い切っても問題ない状況なのですけれど……
コストを考えると、今後も普及は絶望的です (USB 3.1 で更に便利になる USB 3.x はコストが低く、普及率も高いので、Thunderbolt が入り込む気配すら感じられません ← IEEE1394 が (主に、デジタルビデオカメラ用の接続ですが) 多少なりと普及していたのと比べると、絶望的な差ですね ← 実はこの分野も、現在は USB 2.0/3.0 で繋がってしまう)
運良く持ってたら、「Windows PC と Mac OS X のデータ交換が凄く速くて助かる!」 と言うメリットを享受できますが、通常のデータは GbE のファイル共有でも困りませんし……
そして、Windows XP は、無サポートという暗黒の海域へと航路を進めるのだった ← をぃ
ちなみに、私の場合、“Windows 7 Home Premium (x64)” への移行を行いました (ネットブックは、“Ubuntu (LXDE)” へ移行予定)
# 取り敢えず “Windows 7 Home Premium (x64)” の最低限の環境が動いているといった所なのですが…… (順次、アプリやランタイムを導入)
docomo 新料金プランの計算が面倒くさい / Go雨!探知機 -XバンドMPレーダ ― 2014/04/12 00:00:00

docomo 新料金プランの仕組み上、複雑になるのは仕方ないけれど、かなり面倒くさい
えーと、現在のプランは……
「Xiにねん + Xiパケ・ホーダイ ライト + FOMA タイプリミット バリュー」 だから、spモード, iモード の基本料金を省くと……
743 + 4,700 + 2,600 = 8,043円
【注意】 通話は着信だけで、全く発信していないので 0円 (spモードの契約がないと困るので、電話機能無しは選択できない)
そもそも、基本的に Wi-Fi がつながらないところでパケット通信を大量発生させる気はさらさら無くて 1GB にも届いてないので、「カケホーダイ Xi + データSパック + カケホーダイ FOMA + シェアオプション」 にすると……
【注意】 同一名義では恐らく可能な契約方法
2,700 + 3,500 +2,200 + 500 = 8,900円
残念、少し高くなる (Xi カケ・ホーダイ 667円 を足しても新しいプランの方が高い)
# 「データSパック」に割引が掛かる “グランプレミアステージ” だと差が縮まるけど、まだ数年足りない (「データMパック」 だと割引が掛かる位は継続利用している)
なお、「楽天でんわ」が 税別 10円/30秒 で、「G-Call」が非課税 10円/30秒 なので、税別 860円は、86 回の発信か 43分の通話相当……
# FOMA タイプリミット バリューに含まれる通信料金を全然使いきってないと言う問題もある
普通に携帯電話を使ってる人だと余裕で到達するから、新しいプランの方が安い事が多い筈なのですけれど…… (後、SBM みたいに、10分とかの制限がないのは大きい)
私の場合、自分から電話を掛ける事は殆ど無いからなぁ……
でも、これって、音質はともかく、NTT の固定電話の通信料金を限界まで下げる事が出来てしまうのでは…… (携帯電話の音質は固定電話に比べると、随分落ちるけど……)
後、Wi-Fi 環境がどうしても用意できない時に、長時間の通話が必要になった時なんかは、かなり有効なんですよねー……
何か有った時のために契約を変更するのも悪くはない気もしなくはないけど、どうするかなぁ……
次端末を買い増しする時 (2014年冬~2015年春モデルの予定なので、1年弱先) だと、随分先だから、見落としとかないかを含めて、docomo ショップで相談してみるかなぁ……
docomo は夏モデルで VoLTE を、冬~春モデルで 700MHz 帯をサポートする筈なので、現行モデルは、色々と悲しいことになりそうな気がします
日本気象協会 提供の「Go雨!探知機 -XバンドMPレーダ」 が割と便利そう
近くに出かける時に、傘が必要かどうかの判断ができるのは大きいと思います
広告解除オプション以外に特にお金もかからず、位置情報以外の個人情報を抜き出すような機能もないので、入れておくと便利なアプリではないかと
iBus の現状を調べてみた / Ubuntu 12.04.2 LTS 日本語 Remix ― 2014/04/13 18:00:00

Ubuntu 14.04LTS を使うと、「iBus は避けられないだろうなぁ……」 と思って、少し調べてみたところ、「Ubuntu 14.04LTS 日本語 Remix」 では、トラブル回避のため Fcitx に切り替えるそうです
なので、“Ubuntu 14.04LTS 日本語 Remix” ベースで LXDE を導入するなんて使い方の場合は、特に悩む必要はないようです
# uim で回避する方法もある
ですが、iBus 1.5 の何が問題なのかは知っておいた方が良いので少し調べてみると、システムのコンポーネントを容易に差し替えできる Linux 故の問題みたいですね
iBus 側の問題は、Mac OS X を真似た管理方法に突然切り替えたと言う事みたいなのですが、Mac OS X の場合、デスクトップも、キーボード周りのマネージャも、IME インタフェースも全て Apple が管理しているから問題がないのであって、コンポーネントの差し替えが可能な Linux では問題が多発する原因になりやすいと言う事みたいです (特に Ubuntu の Unity との相性が悪かった → Ubuntu 14.04LTS では改善されてはいる)
# 特に、Linux ではデスクトップマネージャが多数存在するので、余計に問題が大きくなる
とは言え、Linux の場合、Vim とか Emacs とか 端末 (Terminal) のことを考慮しておく必要があるので、iBus の管理方法は、余り褒められたものではないようですが……
# mozc が起動時に日本語入力モードになってる問題は英数モードに修正済で、順次修正版に切り替わっていくそうです
インストール自体は、「パーティションの分割をしない、おまかせインストール」 なら簡単です (分割すると、急にハードルが上がるのが……)
Athlon X2 +AMD 690G は、特に速くもないけれど遅くもない GPU を積んだ環境なので、Unity が遅くはありません (速くもなくて、時々もたついてるのが悪印象……)
Unity は Windows XP とは違いすぎますし、Windows 7 とも作法が違うので、私も使う予定なので何か有った時も対処しやすいだろうからというのが最大の理由になりますが、LXDE を導入して、デスクトップを切り替えました
所々 ??? な動作をする部分もありますが、基本的には Windows XP から遠くなくて、動作の速いデスクトップに切り替わったという感じです
操作も難しくなく、DVD-Video を見るとか、iTunes を使いたいとか言わなければ、特に問題はないと思います
# iTunes は Wine では動かないらしいです
最新の Flash Player が使いたい場合は、Google Chrome を導入すればいいですし、“Anthy ではさすがに……” と言う場合は mozc を導入すれば良いでしょう
# 今回は、Anthy のまま, 私の個人的な環境では Wime + ATOK2012 にチャレンジする予定
まずは、Wine 1.4 を導入 (マネージャから導入できるパッケージそのままなので簡単)
次に、問題の Windows アプリのインストールを試すのですが、何故かメニューから選んでも上手く動かず、結局インストーラを右クリックして現れるメニューから、実行プログラムを指定して実行する項目 (表記は覚えてない) を選択して、wine と入力して実行すると、すんなり起動したのが少々悩ましいです
Delphi 製らしいのですが、Delphi 7 自体が Wine で “ほぼ”問題なく動くことから、大丈夫そうな気はしていましたが、実際に起動できるとほっとしますね
もう少しどうにかならないものかと思いつつも、簡単に取れる程度の対策だけを取って、お茶を濁しました (コンパイルオプションを変えて make なんてしたくない)
最大の問題は、元のプログラムのデータバックアップ機能に多大な不具合があって、確実なデータの移動を行うには、プログラムフォルダ内のプログラム以外のファイルを、そっくり持ってくるという乱暴な方法でしか対処が出来ないということで、Windows 同士ならともかく、Wine でやらかしても大丈夫なのかが心配だったのですが、隠しファイルを表示するように変更して、.wine ディレクトリ内にある、プログラムのインストール先へ Windows で動いていた頃のデータファイルをそっくり持っていった所、特に問題なく動作してくれました
割と動くものです
ただ、この後、プリンタドライバ (ネットワーク経由印刷) のインストールに挑戦してみたところ、EPSON がドライバを提供してくれているものの、インストール自体が少し難しく、上手く行きませんでした
# USB 接続だともう少し難易度は下がるらしい (Linux だと、hp のプリンタが一番接続しやすいとか)
ただ、印刷頻度は低いみたいなので、最終手段となる、PDF 経由でのプリント手段を用意しました
“cups-pdf” をインストールするだけです
これで、プリンタ “PDF” を選んで印刷すると、PDF ファイルが得られるので、後は Windows とか Mac OS X に持って行って、Adobe Reader 辺りで開いて印刷するだけです
後ろ向きですが、一番確実な方法なのも間違いないですね
画像を出力できれば、更に汎用性は上がると思いますが、Ghostscript 周りをいじらないと駄目っぽいので、少しハードルが上がるのが難点です
大体、プリンタドライバさえ有れば割と簡単な Windows でも、Virtual ImagePrinter Free が、Windows 32bit にしか対応しておらず、最近の Windows 7/8/x x64 では悩ましい問題になってしまっていたりするので、なかなか難しそうな気はします
# PDF 出力した後、Adobe Photoshop Elements とか、PaintShop Pro で開いて画像化 と言うのが、一手間入るけれど順当な方法?
# PDFCreator とか Zan Image Printer でどうにかなるのかな? (← まだ試してない)
CDレコ (CDRI-S24A) / Boogie Board Sync 9.7 / Unity 5 ― 2014/04/14 00:00:00

スマートフォンやタブレットでは、CD からのリッピングが難しいからと言うのが、Windows や Mac OS X を使い続ける理由の一つになっているのは間違い有りません
CDDA を MP3 に変換して USB メモリに保存してくれる CD プレイヤなんてのもあるので、Android 3.x 以上でホスト機能対応なら USB 変換ケーブルで接続すれば読み込めますし、汎用的に使うのなら、USB メモリも扱える Wi-Fi ストレージ辺りを使うと、PC レス環境に出来なくも有りません
# 文章打ちは、効率は下がりますが、Bluetooth キーボードを繋げば多少はマシになる
これを、Android スマートフォンからどうにかしてしまおうというのが、I・O DATA の 「CDレコ」(CDRI-S24A)
# 予想店頭価格は 8,000~8,700円程度
但し、条件は少し厳し目で、「Android 4.1以降・USBホスト機能必須 (変換ケーブルは自前で用意すること)」だそうです
# 電源は、AC アダプタなので、安定動作が期待できます
音質は AAC 256kbps, AAC 128kbps (標準), AAC 96kbps から選択できるそうなので、手軽ではあると思います
# 「CDレコ」(CDRI-S24A) のドライブは CD-ROM ドライブ です
光学ドライブの付いた Windows PC (デスクトップ) が安いのでも 3万5千円位はするので、Windows/Mac OS X 環境が要らない人には安い選択肢ではないかと思います
読むとわかると思いますが、世の中には信じられない読解力の人もいるので、書いておきますが、iOS 機 にはこのような製品が現れても少し高くなりますし、現時点ではどうにもなりません
何故なら、この 「CDレコ」(CDRI-S24A) は USB 接続だからです
iOS に対応する場合、Wi-Fi 接続の製品を作る必要があり、汎用性が失われるので、挑戦するメーカは有ったとしても海外メーカではないかと思います
「マウス型スキャナ」の新モデル “MSC20” の方が、世の中の注目度は高いのでしょうけれど、あえて、“Boogie Board Sync 9.7”
残念ながら、KING JIM は、PC 接続版が余りに売れなかったのか、取り扱いをやめてしまい、他の輸入代理店で購入する必要があるようです
前のモデルに当たる “Boogie Board Rip” は既に購入できなくなっており (市場在庫限り)、選択の幅は有りません
“Boogie Board Sync 9.7” の特徴は Bluetooth 接続に対応したことで、デジタルデータ化出来るのは電磁誘導式専用ペンを使った場合のみというのが特徴です
他の “Boogie Board” との最大の差は、電池が保たないこと
これは、他の “Boogie Board” が、画面の消去以外に一切の電力を使用しないのと違い、描画時やデータ転送時にも電力を消費しているからです
様々な機能はあるものの、それを利用するには、Windows/Mac OS X/iOS/Android のいずれかの端末が必要
また、機能が多い分、値段も高く、税別¥15,800- 位します
需要はどれくらいあるのか……
少なくとも、ホワイトボード機能を安価に実現できるデバイスであるのは間違いないのですが、それなら Windows PC+WACOM Tablet でも良かったりするので、強力な売りがないのが悩ましい所です
# 多分それが、KING JIM が取り扱いをやめた理由
個人的には電池が持たない “Boogie Board” に価値を見出すのは難しく、保存自体もデジタルカメラや、スマートフォンやケータイのカメラで撮影すれば問題ない気がするので、余り売れる気のしない製品ではあります
Unity 5 の最大のポイントは、多段コード変換 (※) によって、WebGL 版 Unity (Firefox + asm.js が前提) に対応していることだと思います (偏見)
(※)
凄いことに、これで、ネイティブの 50%くらいの速度で動作するそうなのです (!!)
さすがに最近のソフトを動かすのは厳しいのですが、一昔前の表現や、ライトなゲームなら問題なそうです
暫くは、Plug-in 版 Unity も併存しますが、ウェブブラウザがセキュリティ上の問題から、Plug-in を徐々に排除しており、明示的に使用する設定に変更しないと動作しない段階に来てしまっているので、HTML5 + CSS + JavaScript で動くようにするのは、急務なのだと思います
ただ、いくら可読性を下げているとはいえ、Unity のランタイムソースコードが丸見えになってしまう問題があるので、見えてしまうのは覚悟の上で市場を構築していかないと生き残れないということなのでしょうか
なかなか厳しいですね
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