CDレコ (CDRI-S24A) / Boogie Board Sync 9.7 / Unity 5 ― 2014/04/14 00:00:00

スマートフォンやタブレットでは、CD からのリッピングが難しいからと言うのが、Windows や Mac OS X を使い続ける理由の一つになっているのは間違い有りません
CDDA を MP3 に変換して USB メモリに保存してくれる CD プレイヤなんてのもあるので、Android 3.x 以上でホスト機能対応なら USB 変換ケーブルで接続すれば読み込めますし、汎用的に使うのなら、USB メモリも扱える Wi-Fi ストレージ辺りを使うと、PC レス環境に出来なくも有りません
# 文章打ちは、効率は下がりますが、Bluetooth キーボードを繋げば多少はマシになる
これを、Android スマートフォンからどうにかしてしまおうというのが、I・O DATA の 「CDレコ」(CDRI-S24A)
# 予想店頭価格は 8,000~8,700円程度
但し、条件は少し厳し目で、「Android 4.1以降・USBホスト機能必須 (変換ケーブルは自前で用意すること)」だそうです
# 電源は、AC アダプタなので、安定動作が期待できます
音質は AAC 256kbps, AAC 128kbps (標準), AAC 96kbps から選択できるそうなので、手軽ではあると思います
# 「CDレコ」(CDRI-S24A) のドライブは CD-ROM ドライブ です
光学ドライブの付いた Windows PC (デスクトップ) が安いのでも 3万5千円位はするので、Windows/Mac OS X 環境が要らない人には安い選択肢ではないかと思います
読むとわかると思いますが、世の中には信じられない読解力の人もいるので、書いておきますが、iOS 機 にはこのような製品が現れても少し高くなりますし、現時点ではどうにもなりません
何故なら、この 「CDレコ」(CDRI-S24A) は USB 接続だからです
iOS に対応する場合、Wi-Fi 接続の製品を作る必要があり、汎用性が失われるので、挑戦するメーカは有ったとしても海外メーカではないかと思います
「マウス型スキャナ」の新モデル “MSC20” の方が、世の中の注目度は高いのでしょうけれど、あえて、“Boogie Board Sync 9.7”
残念ながら、KING JIM は、PC 接続版が余りに売れなかったのか、取り扱いをやめてしまい、他の輸入代理店で購入する必要があるようです
前のモデルに当たる “Boogie Board Rip” は既に購入できなくなっており (市場在庫限り)、選択の幅は有りません
“Boogie Board Sync 9.7” の特徴は Bluetooth 接続に対応したことで、デジタルデータ化出来るのは電磁誘導式専用ペンを使った場合のみというのが特徴です
他の “Boogie Board” との最大の差は、電池が保たないこと
これは、他の “Boogie Board” が、画面の消去以外に一切の電力を使用しないのと違い、描画時やデータ転送時にも電力を消費しているからです
様々な機能はあるものの、それを利用するには、Windows/Mac OS X/iOS/Android のいずれかの端末が必要
また、機能が多い分、値段も高く、税別¥15,800- 位します
需要はどれくらいあるのか……
少なくとも、ホワイトボード機能を安価に実現できるデバイスであるのは間違いないのですが、それなら Windows PC+WACOM Tablet でも良かったりするので、強力な売りがないのが悩ましい所です
# 多分それが、KING JIM が取り扱いをやめた理由
個人的には電池が持たない “Boogie Board” に価値を見出すのは難しく、保存自体もデジタルカメラや、スマートフォンやケータイのカメラで撮影すれば問題ない気がするので、余り売れる気のしない製品ではあります
Unity 5 の最大のポイントは、多段コード変換 (※) によって、WebGL 版 Unity (Firefox + asm.js が前提) に対応していることだと思います (偏見)
(※)
凄いことに、これで、ネイティブの 50%くらいの速度で動作するそうなのです (!!)
さすがに最近のソフトを動かすのは厳しいのですが、一昔前の表現や、ライトなゲームなら問題なそうです
暫くは、Plug-in 版 Unity も併存しますが、ウェブブラウザがセキュリティ上の問題から、Plug-in を徐々に排除しており、明示的に使用する設定に変更しないと動作しない段階に来てしまっているので、HTML5 + CSS + JavaScript で動くようにするのは、急務なのだと思います
ただ、いくら可読性を下げているとはいえ、Unity のランタイムソースコードが丸見えになってしまう問題があるので、見えてしまうのは覚悟の上で市場を構築していかないと生き残れないということなのでしょうか
なかなか厳しいですね
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