海外の有料 Video On Demand ビジネスは日本では上手く回すのが難しいらしい ― 2014/03/01 00:00:00

多分商習慣の差が凄く高い壁になってるのだと思われますが、Hulu が日本の事業を日本テレビに売却することになりました
基本的なシステム自体は、Hulu 本家からのライセンスになるみたいで、運営を日本テレビがするという形になるようです
TBS/東京テレビ などの放送も従来通り扱うというか、扱わないと アクトビラ や dビデオ なんかに負けちゃいますよね…… (Hulu は明らかにコンテンツの偏りを感じたので、目的のシリーズを見終わったら解約という人が多かっただろうなという気も……)
ただ、日本テレビのコンテンツが増えたりとかは有るのかもしれません (運営母体のコンテンツ提供なので、他社から徴収している手数料分の利益が上積みできます)
「日テレオンデマンド」 とのシステム統合も将来は視野に入れていくそうですが、入口が違うだけで、配信サーバの統合は早期に行われるのかもしれません (コストダウンできるから)
まあ、何というか、日本の場合 CATV ですら黒字を出すのが難しいのに、海外の商習慣を持ち込むと利益を出すのが難しいのかなという気はしなくも有りません
[AzD2] 春っぽい (?) 画像 ― 2014/03/02 00:00:00
土日はネタが少ないのです (ォィ)
で、サークルサイト [c-asg.com] の画像がバレンタイン画像のままなので、さすがにどうかというのも有って、テキトーに手間を掛けずに作画した春っぽい画像に差し替え
春っぽいというよりは、“4月頃か?” という画像になってしまったのですけど、気にしない! (ォィ
作画は、全部 AzDrawing2 だけで完結しています
# なので、陰影が微妙に怪しいです
ネタがないので、WACOM Tablet Driver の復旧方法でも ― 2014/03/03 00:00:00

たまに、WACOM Tablet の筆圧が死んで、アプリケーションを立ち上げなおしても復旧しない時があります
この状態は、WACOM Tablet Driver が何らかの異常を起こしているのが原因です
【注意】 ここに記載しているのは、Windows XP SP3 + WACOM Bamboo の組み合わせの場合で、WACOM intuos だとドライバが異なるので少し内容が変わる筈です
# WACOM intuos ブランドの Bamboo 後継機は同様の方法になるはずです
そもそも、OS (Wndows) を再起動すれば復旧しますが、再起動したくない場合の強引な復旧方法は以下の手順になります
※ 何が起きても実行した人の自己責任
- エディット中なら保存してからアプリケーションを終了させる (WinTab を使ってるアプリケーション全て)
- Bamboo を外す (USB ケーブルをポートから抜く)
- 「コントロールパネル → 管理ツール → サービス」 を起動
- 「Wacom Consumer Service」 を選択して「サービスの再起動」を行う (停止 → 開始でも可)
- Bamboo を繋ぎ WinTab 対応アプリを起動後、復旧しているかチェック
- 駄目だったら、タスクマネージャを起動して 「プロセス」 に 「Pen_Tablet.exe」 が存在するか確認
- 無かったら、WACOM Tablet Driver のフロントエンドが死んでるので、WinTab を使ってるアプリケーション全てを終了させ、Bamboo を外してから 「C:\Program Files\Tablet\Pen\Pen_Tablet.exe」 を起動
- Bamboo を繋ぎ WinTab 対応アプリを起動後、復旧しているかチェック
- これでも駄目なら、OS (Windows XP) の再起動
こんな感じですね
多分、Windows 7/8.x でも、UAC が反応したり、Pen_Tablet.exe の位置が違ってたりするとは思いますが、基本的には同じ様な手順で復旧できるのではないかと
OS (Wndows) の再起動は色々と面倒くさいので、覚えておいて損はないと思います
# ドライバの再起動や、インタフェースの再起動を行っているだけなので、問題は起きにくい筈
但し、メーカ (Microsoft & WACOM) が推奨するのは、「OS (Wndows) の再起動」 なので、この手順はあくまで自己責任の精神の元、「復旧したらラッキー」 という心構えで実行するようにしましょう
「MusicBee 2.3.52.73」 + 「歌うキーボード ポケット・ミク」続報 ― 2014/03/04 00:00:00

手軽に導入でき、C2 エラーを回避できる CD リッパーを搭載した MusicBee の新しいヴァージョンが出ました (Portable 版もあります)
環境依存なのか、想定外の不具合なのか、C2 エラーを排除する設定でリッピングすると、WAV ファイルの後ろにゴミがついていたのですが、このヴァージョンでは直ってるかなぁ……
もっと執拗に C2 エラーを回避できる fre:ac の方は、次のヴァージョンで Windows XP をサポートから完全に外すようで、Snapshot のファイルを適用しないように注意しましょう (適用すると正常動作しなくなります)
fre:ac の方にも、かなり稀なケースですが、正常にリッピング出来ない事があるので両方導入しておくと便利でしょう (なお、リッピングに失敗した CD は今の所 YAMAHA MUSIC COMMUNICATIONS のオムニバスアルバム 1枚だけです)
なお、ゴミなどの除去には、Audacity 辺りを導入しておくと便利だと思います
さて、学研の“大人の科学マガジン 特別編 「歌うキーボード ポケット・ミク」” (税 8%で 5,379円 (切上)) には USB ポートが付いていて、PC (Windows と Mac OS X と思われる) から歌詞データ 64文字 15バンクを流し込めることが判明
更に、どういう方法になるのか分かりませんが、演奏データを流しこむことも出来るようです
値段を考えると恐ろしいくらい高性能ですね
初版が売り切れても増刷はされると思われますが、4/3 から “ポケット・ミク” と戯れたい方は予約しておいたほうが良いでしょう
3/2 時点で 37万台 (PS4@JP) ― 2014/03/05 00:00:00

世界での累計販売台数が 600万台を超えた PlayStation4
ただ、予想通りといえばそうなのですが、日本での売れ行きは緩やかで、3/2 までの累計で 37万台だそうです
在庫は十分っぽいので、3月末までに 50万台は超えるかなぁ……?
PlayStation4 のソフト販売数 (パッケージ+ダウンロード) の累計は 1,370万本と、平均しても、1ユーザが 2本以上買っており、PlayStation Plus への加入率も過半数を超え、海外ではかなり好調なようです
ただ、日本でも、PlayStation3 が徐々にフェードアウトした後のプラットフォームとしては、他のハードが相手になっていないので、海外ほどではなくても、ゆっくりと普及していくのでしょう
# PS Vita は PSP の置き換えで、PlayStation3 の置き換えとしては性能不足かつ、海外もターゲットにしたソフトウェアのプラットフォームとしては不適
なんのかんの言って、最近のソフトウェアは BD だから何とかなってるなんてものも多くなってきたので、そう言うソフトは容量的にスマートフォンやタブレットに持っていくのは厳しいでしょう
ただ、基本的に一人プレイ用の Dragon Quest や Final Fantasy の新作が出てどれくらい売れるかが、今後の日本での据え置きゲーム機のビジネスの行方を左右しそうな気はします
CELSYS のバリューライセンスでのシリアルナンバー購入額が 4/2 以降高くなる (支払回数が増える) ― 2014/03/06 00:00:00

CELSYS のバリューライセンスが、4/2 以降、新しい料金体系に切り替わります
但し、4/2 以降にバリューライセンスに申し込む場合、シリアルナンバー進呈までの残り回数分を一括払して購入することが可能になります (現在の料金体系の場合は利用できないサービスです)
この時、残り月数が 12か月以上の場合 500円割引、24か月以上の場合 1,000円割引になります
この割引の利用を前提に総支払額を計算してみます (※ 全てダウンロード版)
- CLIP STUDIO PAINT EX
- 一括 22,000 / 現バリュー 500×32 = 16,000
- 新バリュー500: 500×50 - 1000 = 24,000
- 新バリュー1000: 1000×24 - 500 = 23,500
- CLIP STUDIO PAINT PRO → PAINT EX優待
- 現バリュー: 500×24 = 12,000
- 新バリュー500: 500×40 - 1000 = 19,000
- 新バリュー1000: 1000×19 - 500 = 18,500
- CLIP STUDIO PAINT PRO + CLIP STUDIO PAINT PRO → PAINT EX優待
- 現バリュー: 500×(8 + 24) = 16,000
- 新バリュー500: 500×11 + 500×40 - 1000 = 24,500
- 新バリュー1000: 500×11 + 1000×19 - 500 = 24,000
- CLIP STUDIO PAINT PRO
- 一括 5,000 / 現バリュー: 500×8 = 4,000
- 新バリュー: 500×11 = 5,500
- CLIP STUDIO ACTION
- 一括 25,000 / 現バリュー: 1000×20 = 20,000
- 新バリュー: 1000×27 - 1000 = 26,000
- CLIP STUDIO MODELER
- 一括 5,000 / 現バリュー: 500×12 = 6,000
- 新バリュー: 500×12 = 6,000
- ComicStudioEX
- 一括 29,800 / 現バリュー: 500×36 = 18,000
- 新バリュー500: 500×64 - 1000 = 31,000
- 新バリュー1000: 1000×31 - 1000 = 30,000
- IllustStudio
- 現バリュー: 500×10 = 5,000
- 新バリュー: 500×11 = 5,500
- RETAS STUDIO
- 現バリュー: 500×32 = 16,000
- 新バリュー500: 500×50 - 1000 = 24,000
- 新バリュー1000: 1000×24 - 500 = 23,500
- 六角大王Super6 for CLIP
- 現バリュー: 500×12 = 6,000
- 新バリュー: 500×13 - 500 = 6,000
現在と値段が変わらないのは、「六角大王Super6 for CLIP」を即座に一括払いした時と、「CLIP STUDIO MODELER」 (但しダウンロード版の通常購入の方が安い)
分割払いとしての利点も考慮できそうなのが、 「ComicStudioEX」 を 1000円コースで、残り回数 24回以上で一括払いした時と、ダウンロード版を通常購入した時
ダウンロード版の通常購入との値段差が小さいのは 「CLIP STUDIO PAINT PRO」 と 「IllustStudio」
特に 「CLIP STUDIO PAINT EX」・「ComicStudioEX」 の値上げ幅が激しく、「CLIP STUDIO ACTION」・「RETAS STUDIO」 の値上げも大きくなっています
こんな感じなので、安く購入できるものは今のうちにバリューコースを申し込む方が良いでしょう
※ 「ComicStudioEX」・「CLIP STUDIO PAINT PRO/EX」・「IllustStudio」 が欲しい場合は、4/1 までのバリューコースに申し込むのがお得です
※ 4/2 以降は可能ならダウンロード版 (販売価格によってはパッケージ版) の購入をおすすめします
※ シリアルナンバー進呈迄の支払い回数が少ない製品でダウンロード版の購入より高くなる場合、バリューコースを申し込むのはおすすめしません (一月だけ使うを数回繰り返すだけでシリアルナンバー進呈回数に近づいてしまうから)
[Mozilla] mozjpeg ? [JPEG 最適化] ― 2014/03/07 00:00:00

JPEG Image の圧縮率を 2~10%程度改善すると位う代物
Mozilla の Blog を覗いてみると、“SIMD 拡張版 IJG JPEG library” からフォークした “libjpeg-turbo” に “JPGCrush” のコードを組み込んで更にフォークしたという代物みたいです
“libjpeg-turbo” 自体は、単なる高速な JPEG Encode/Decode ライブラリで、mozjpeg でも単に JPEG Encode/Decode のために使用されており、ここに特別な部分は無く、“JPGCrush” が本題です
この “JPGCrush” は、JPEG Encode されたファイルを解析して、内部構造を最適化することで効率を上げる代物のようです
よって、画質の劣化は有りませんが、世の中には、JPEG の仕様書通りなのに、マイナーな仕様を使ってるが故に多くのソフトでデコードできないファイルが出来てしまうこともあるので、その辺りが少々面倒かもしれません
基本的に、Firefox, IE, Choromium (Google Chrome/Opera) の主要ブラウザが使用しているライブラリは “IJG JPEG library” がベースになっているので、“IJG JPEG library” でデコードできれば問題はないのでしょう
で、「そういうの、既存のソフトでも存在したよなー……」 と思って、HDD を漁ってみると、矢倉 光洋 さん作 の carmine というものが有りました
carmine は、行われることの少ない 「ハフマンテーブルの最適化」 を行い、設定によっては 「撮影情報 (Exif) の削除」 も併用して容量を軽減します
特に、デジタルカメラ・フィーチャーフォンでは、処理負荷の軽減を行うため、Windows やスマートフォンの画像処理アプリ等で使用されるソフトウェアライブラリに比べハードロジック等の固定処理を増やすことで高速化や省電力化を行っている事が多く、そのような画像に適用すると効果が大きいことも一部では知られています
なので、この手の評価には、安いコンパクトデジタルカメラで撮影したデータを carmine で最適化すると効果がわかりやすそうです
画質の劣化なしだと、最適化の精度を上げること迄しか出来ませんが、元のデータの知覚的な劣化を出来るだけ抑えつつ、圧縮しやすく画像をいじると更に圧縮率が上がりますが、そちらのアプローチは、元の画像の劣化が大きいと、わずかに改編するだけでも劣化が大きく進むので、元の画質が高い時にオプションで使えると便利かもしれません
取り敢えず、WinkShot (中国製の安価なデジタルカメラ), トイカメラ, SH-251s (mova) で撮影した写真を、矢倉 光洋 さん作 の buff で無劣化トリミング (ハフマンテーブルなどの情報をそのまま引き継ぎ、該当部分のデータだけを取り出す) を行い、伊月めい さん作 の JPEG Cleaner で余分な情報を消した後、AzPainter2 で保存した画像 (画質 85, ダウンサンプリング On) も加えて carmine で最適化してみました
- WinkShot : 雲 : 2,027bytes → 1,713bytes : -15.5%
- トイカメラ : ? : 3,165bytes → 2,807bytes : -11.3%
- SH-251s : 猫 : 2,113bytes → 1,815bytes : -14.1%
- AzPainter2 : 4,936bytes → 4,641bytes : -5.6%
確実に縮んでいますが、やはり Windows アプリで保存したものは削減率が低めになっています (通常、ハフマンテーブルの最適化はしないので削減はできます)
保存時にこの種の最適化を掛けるだけでもそこそこ縮むことが分かります
但し、小さな画像の場合、Exif データやコメントが容量を食うので、要らないデータを削減することも考慮したほうが良いかもしれません (小さな画像の場合、Exif データやコメントは不要な場合も多いです)
なお、掲載画像は、実際に使用した画像を連結して png image として保存したものです
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