コミラボ+ 0.9.70 (開発版) と PSD 書出 (→ CLIP STUDIO PAINT PRO) と2014/03/16 15:00:00

“コミラボ+ 0.9.70 (開発版)” と “CLIP STUDIO PAINT PRO”

3/14 に “コミラボ+ 開発版” の版が上がり、“mdiapp+ 開発版” と同じになりました

安定性とか、動作とかがどんな感じなのか久しぶりに “コミラボ(+)” で漫画っぽい何かを描いてみました

 

今回は使っているハードが貧弱なのも有って、A5 600spi と少し小さめのキャンバスで作画しています

Atom N270 なので、Pentium4 1.6GHz と似たような処理速度です (Core Solo 550~600MHz 程度)

 

但し、このような低スペック環境でも余り重さは感じません

使用したレイヤの枚数は多くも少くもない 12枚 (基本的に 2値レイヤで、トーン部分のみグレースケールレイヤ)

普通に最初から最後まで特に落ちること無く、安定して動作しています

稀に細かな部分で 「不具合かも?」 という挙動が見えることがありますが、既に致命的なものは根絶済みたいです

 

レイヤの扱いが特殊なので、クリッピングの仕様が少し変化していて、“mdiapp(+)/コミラボ(+)” 特有のレイヤマスク機能を利用しているので、少し戸惑いましたが、すぐ慣れます

どちらかと言うと PSD 書出で他のツールに持っていったり、PSD の読み込みを行ったデータを調整する時に色々と混乱するかもしれません

 

mdiapp(+)/コミラボ(+)” のハーフトーン変換機能は最低限といった感じなので、トーンが少し単調になるのが難点と言えば難点ですが、そういうものだと割りきってしまえば良い範囲でもあります

なので、PSD 書き出しを行って、“CLIP STUDIO PAINT PRO” へ持ち込み、トーン化の方法を変えたものも用意してみました

 

CLIP STUDIO PAINT PRO” もまた PSD とは違った方法でレイヤを管理しているツールですが、2値レイヤとグレースケールレイヤを混ぜることができ、操作は Photoshop に近い感じなので、持ち込んだファイルのレイヤを並べなおしてクリッピングで処理するようにしたり、“コミラボ+” で使用していたレイヤ色解像度に変換してメモリを節約できたりします

 

【余談 1】 ただ、ファイルサイズの差がひどく、“CLIP STUDIO PAINT” が “コミラボ+” 比で 5倍程、PSD に至っては 11倍弱と、別の意味で問題がありますが……

【余談 2】 “mdiapp(+)/コミラボ(+)” は、バックアップファイルが蓄積していくので、作画完了後は不要なバックアップファイルの削除を忘れないようにしないと無駄にストレージを圧迫してしまいます

 

結果、2値化した後の画像にはかなりの差が出来ました

割りきってしまった方が早いのは当然で、どこまでこだわるかで作業量に差が出て来ますので、各自最適なものを見極める必要があるでしょう

 

# 掲載画像は “CLIP STUDIO PAINT PRO” と “コミラボ+” の 2値出力を 25% に縮小し、一部を切り出したものです

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