mdiapp(+)・コミラボ(+) で楕円を描く方法 / Office Mobile の Personal・Home ライセンス2014/03/31 00:00:00

楕円スナップ [mdiapp(+)/コミラボ(+)]

mdiapp(+)・コミラボ(+) の細かい部分を把握していなかったので、以前のエントリではブラシスクリプトまで書いてしまいましたが、描く方法はありました

一応、正円・楕円を描くブラシスクリプトは、中心を固定できたりするので、全く意味がなかった訳では有りませんが、標準機能で描く方法はこちらのページに掲載されています (mdiapp&コミラボ 非公式マニュアル) [blog.fc2.com]

 

楕円を描くには曲線スナップを使います

曲線スナップを選び 「スナップ新規作成状態の時」 か 「[●] を押して新規作成状態にした時」に、Ctrl キーを押しながらドラッグするだけなのですが、気づきにくいというか……

なお、拡大縮小と回転調整は後で行えるので、まずは縦横比だけをきちんと考えて楕円スナップを作成し、後から調整をするのがお勧めです

 

スナップが出来てしまえば、後はペンでなぞるだけですが、筆圧を切るのは面倒といえば面倒なので、マウスでなぞった方が早いかもしれません

残念な事にスナップを正円にする機能はないみたいで、おおよそ正円で妥協するしかないようです

 

この点だけでは、正円を描くブラシスクリプト が役に立つかもしれません

# そこまで神経質に描くことは少ないと思いますが……

【訂正】 普通に同心円スナップが有ります (ブラシの補間との相性で、高速に自由曲線を引くと変なことになる場合があるのを注意しましょう)

 

 

【おまけ】グレースケールベースのトーンずらしのやり方

  1. 最終的にトーンを貼る部分を塗りつぶしたレイヤを用意して非表示にします
  2. 新しいグレースケールレイヤに最終的に貼る部分よりも十分大きい領域をグレーで塗った後ハーフトーン適用して 1bpp レイヤに変換
  3. 複製するなり、濃度の違うグレーで作成したハーフトーンを用意するなりする
  4. 移動ツールを使ってずらす
  5. 最初に用意した、トーンを貼る部分を塗りつぶしたレイヤを使って、クリッピングするなり、マスクするなり、選択範囲を作って不要部分を削除するなりして完成

 

手間はかかりますが、この手順で mdiapp(+)・コミラボ(+) でも、グレースケールベースのトーンのずらし貼りができます

# ハーフトーンの角度指定が出来ないので自由度は低い

 

手順は増えますが、大きくハーフトーンを作成後、回転・縮小を行い、二値化を使って回転したハーフトーンを作成する方法も有りますが、トーンの荒れがひどくなってくるので、ここまでやるのならば、素直に “CLIP STUDIO PAINT” を使った方が良いと思います

 

個人的には、mdiapp(+)・コミラボ(+)CLIP STUDIO PAINT を併用するのがお勧めです

 


Office Mobile for iPhone/Android/Windows Mobile の Personal ライセンスの無償化に伴い、やはりと言うか、一部の商業サイトでも間違った記事が掲載されているので、その点だけを……

 

Personal は、個人用ライセンスなので、非商用でしか利用できません

Home (premium) も家庭用の非商用ライセンスなので同様です

ですから、ビジネスで使うなんてもっての外です

ビジネスで使うには、「Office 365 Small Business 以上のプランの契約」 が必須です

 

商用用途で使うなら、有償というのを認識しましょう

 

現在一番安い Office 365 Small Business の利用料は、4,920円/年 または 490円/月 と、ビジネスで使うのなら決して高くない価格で提供されているのですから、きちんと支払いましょう

# そもそも、商用じゃなければ無料なのですから言い訳の余地は有りません

 

堂々と犯罪行為を公開したり推奨したりするのってどうかと思うんですよね……

特に、IT 関連でお金を貰っておいて、IT 系のライセンス違反をするのって、自分の労働には金銭的な価値はないから対価は必要ないと宣言しているようなものです

 

お金を払いたくないのなら、互換性が低くなるのを覚悟の上で、無償もしくは安価な互換 Office を使いましょう