各ツールで 1bpp 網点減色2011/11/06 00:00:00

網点減色 (デジタルトーン処理)

どれ程差が出るかを試すために手元で作業できる漫画作画用ツールを使って減色を行ってみました

上の段は全て AzDrawing2 での処理例です

左が、ハーフトーンフィルタ実行直後 (グレースケール)、真ん中は、それを閾値による単純二値化で減色したもので、右は 4×4 のベイヤーで減色したものです

 

下の段は、各種漫画用ツールでの減色例で、全て 600dpi で処理しています

左は、“コミラボ” の 100線、真ん中は “ComicWorks1200” の 100線、右は “ComicStudio 4.0” の 85線 (これ以上を指定できない)

 

同じ網点処理でも性格が随分と異なるのが分ります

 

取り敢ず、AzDrawing2 の網点 (ハーフトーン) は減色すると汚いのが分りますが、今回の画像では、単純二値化の方が綺麗な結果になっているようです

漫画作画用ツール各種は、個性は出ていますが、それ程極端な差では無い様です (網点パターンは “ComicWorks1200” や AzDrawing2 のパターンが Photoshop と同じ傾向のパターンです)

 

やはり、AzDrawing2 で作成した原稿は、素直にグレースケール入稿した方が良さそうですね