AzDrawing2 で 1bpp 原稿を……2011/11/05 00:00:00

二値化減色比較

AzDrawing2 のハーフトーンは “グレースケールの網点化” です

グレースケールで入稿してしまうと言うのなら問題は無いのですが、1bpp (二値) で入稿したい場合は、閾値による単純二値化か、他のツールでの処理が必要でした

最新β版では、各種パターンディザ (+ランダムディザ) による二値化がサポートされたのですが、試してみると、濃度がおかしくならず、モアレが出ないというのを前提にすると “4×4 のベイヤー” が一番良い感じみたいです (多少荒れても問題ない場合は、ランダムディザの方が望ましい場合も有)

 

ただ、“4×4 のベイヤー”では少々ざらつきが気になる場合も有る気がするので、誤差拡散の方が良い事も有るのですが、誤差拡散は、拡散パラメータや拡散方式によってはモアレが出てしまいます

拡散度合は調整できないツールも多かったり、ツールによって拡散アルゴリズムが違ってたりで、悩ましい所です (調整できないツールでは、モアレは出辛いようですが……)

 

AzDrawing2 の場合、そもそもハーフトーンは使わずにグレースケールで入稿してしまうか、ハーフトーンを使った場合でもグレースケール入稿の方が無難な気がします

 

もっとも、印刷に出す原稿を AzDrawing2 で仕上げる人が、そんなに多くも無い気もするので、ツールにお金を掛けたくない人が悩むと言う事になるのでしょうけれど…… (Photoshop Elements 付の WACOM Tablet 買えばいいと思うし……)