『猫ペイント』という選択2009/09/08 00:00:00

“猫ペイント” で落描

シェアウェアの国産ペイントツールも数が増えました

それぞれ特徴がありますが、キャンバスの回転機能と、ブラシストロークの手ぶれ補正が付いている物が多いのが、和製ツールの特徴でしょう

そんなツールの中の一つに『猫ペイント』と言うソフトがあります

 

このツールの大きな特徴は二つ

一つは独自のファイルフォーマットを持たず、PSD を使っている事

二つ目は細かくカスタマイズ出来る筆と高速描画

 

もっとも、細かくカスタマイズ出来るが故に、自分のお気に入り設定を見付けるまでの試行錯誤には、時間が掛るとは思います

この辺りが、整理されている “テスト版” も公開されていますので、そちらを使うというのも一つの選択肢です

お手軽に設定出来るツールでは細かい制御が出来なくて不満があるというような人には向いているツールでしょう

 

高速性は中々の物で、掲載画像では 3,200×3,200pix. と言う画像を扱っているのですが、もたつく動作は見られません (このクラスになると、市販ソフトでも、もたつく物が多くなります)

 

2,835円と安めのレジスト価格設定になっているのもポイントが高いかも知れません

同人ダウンロードショップ経由でレジストするというのが少々特殊な気はしますが、そのお陰で、支払方法も多くて便利です

 

PSD 保存が使えない無料版 (AzPainter 形式でレイヤを含めて保存可能) も公開されていますので、ペイントツールの選択肢の一つとして試してみてはいかがでしょうか

 

ペイントツール事に、ペンの書き味が違うので、自分好みのツールを探すというのも楽しいものですよ

 

猫ペイント』等に、IllustStudio を組合わせれば、ディジタル入稿用の CMYK データも問題無く作成出来ます