Raspberry Pi Zero / Windows Defender で Dell の危険な証明書を削除 / MediBang Paint Pro 6.1 / Android 4.4 の SD カードアクセス制限 ― 2015/11/27 15:30:00
電源や USB ハブのコストは代わりませんが、本体のコストをパーツを最小限に絞ることで大幅に下げた Raspberry Pi Zero が登場
US$5- と言う激安価格!
日本に上陸すると 800~1,000円程度になるのかな?
GPIO ピンコネクタが付いていないので、利用する場合はハンダ付けが必要だったり、初代 Raspberry Pi とほぼ同じ仕様の SoC (ARM11) にパッケージングされているメモリが 512MB なのでデスクトップ運用は少し重めだったり、microUSB コネクタが一つしか無いので USB 変換コネクタと USB ハブがないとキーボードやマウスの接続が出来なかったり、ネットワーク機能が省かれているので、USB LAN アダプタを用意しないとネットにも接続できません
組込に必要な最小限の機能は有しているので、自分で組込機器を作る場合には安くていいと思いますが、日本人の場合は Raspberry Pi 2 を購入する方が色んな意味で面倒がなくて良いと思います (キーボードとマウスまでなら USB ハブは要らないし、LAN コネクタが有る)
教育用の PCとしてみれば最低限の機能は有しているので、IchigoJam よりは扱いやすいかも知れません (Raspberry Pi 用の TinyBASIC は開発が中止されているものの、TOYOSHIKI Tiny BASIC [github.com] for Linux (β版らしい) を走らせることは可能)
Microsoft の無償マルウェア対策アプリ Windows Defender の最新定義ファイルでは Dell の危険な証明書をマルウェアとして扱い自動削除するようになった模様
他のマルウェア対策アプリを使っている場合は別途対応が必要です
Lenovo の Superfish 問題の時も毎月リリースされる、Windows Update によるマルウェア検索・削除の対象になっているのと同様の措置が取られる可能性は高く、12月の Windows Update で自動削除される可能性は高いです
それでも、Dell も自主的に公式の削除アプリをリリースすべきだとは思いますが……
色々と改善されている MediBang Paint Pro 6.1 がリリースされました
リリースノートに記載は無いのですが、脆弱性問題が解消された libpng への更新も含まれている筈なのでできるだけ早くアップデートしましょう
後は、FireAlpaca なんですが、最近はリリース間隔が開き気味なのが……
# Qt5 になってメモリ消費量が増えたので MediBang Paint Pro でもいいといえばいいんですが……
Android 4.4 は SD カードにアクセス制限が掛かっている Android では数少ないリリースですが広く使われています (Android 6.0 になると SD カードを内部ストレージの拡張領域としてとしてマウントできるそうな)
Android 4.4 はメモリ使用量が少なく安定して高速なので採用端末が多く、機種変更時や本体ストレージが圧迫されてくると、この手の話題を良く目にします (機種変更の関係か、最近は増加してる気がします)
で、まあ、多くのアプリでファイルコピーが出来なくて困るのですが、回避して出来てしまうアプリも多数実在します (バンドルアプリは出来ない事が多い)
私が利用しているのは “ファイルマネージャ PRO”(Cheetah Mobile) [google.com] で本体と SD カード間のファイルコピーが可能です (バックグラウンドコピーを行うと失敗することが有るので、バックグラウンド機能は使わないことを推奨)
無料版 [google.com]でも広告が出るだけで基本機能は使えます
他にも色々有るのですが、「有名アプリでも動作がおかしかったり、スパイウェアらしき権限を要求してくるアプリも有る」ので、余計な権限を要求してこないのと、ファイルマネージャとしての基本機能がしっかりしているという点でお勧め出来ます
# ファイルマネージャが電話帳や通話履歴にアクセスするのは異常です
本体のデータを他の端末にコピーする方法は、SD カード経由か、Google Drive 経由以外は面倒くさいので、良く分からない人は Google Drive 経由でコピーした方が簡単かも知れません
# 他には、NAS メーカが配布しているアプリで NAS 経由という方法もおすすめ
なお、Android 対応の microUSB 端子付 USB メモリは、機種によっては上手く認識してくれないことがあります
これは USB メモリには余り責任はなく Android 端末側の実装に問題が有る場合が殆どなのですが、繋がらないとダメージが大きいので、OTG ケーブル経由で一般的な USB メモリを繋いでみて繋がらなかったら PC で使うということを前提に出来ない場合、お勧めできません
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商用可のロイヤリティフリー素材集なので興味が有る方は各ショップのサンプルをご覧になって頂ければ幸いです
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現在頒布中の “白銅素材集 04 『室内っぽい何か』” には、かなり偏ってはいますが室内背景デジタルトーンを 13種 38枚収録しています
“陰陽・五行・梵字・Ninja・古銭” あたりを適当に混ぜて生み出された、迷走気味の似非東洋素材を収録した安価な素材集 “白銅素材集 03 『勘違い東洋風の何か』 [booth.pm]”
内容は、5種類の素材画像を、1,600×1,600pix. のカラー (含 グレースケール) PNG と、6,000×6,000pix. の白黒 PNG (効果トーン) で収録していて、計12枚です (白黒に加工が容易な背景なしが 2枚有るため)
画像が 12枚入って100円 (税別 または 税込) なので、気軽にお求め頂けるかと思います
【おまけ】
何に使えるのか少々謎な素材を掲載
このエントリに掲載している 「6,000×6,000pix. の png image」は、「A.S.G. 素材ライセンス」 で配布していますので、ライセンスを熟読した上でご利用下さい
■ 単発イラストを描いてくださる方を募集中
【注】 有償ですが薄謝です
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