AzPainter for Linux の完成が近づいてるっぽい ― 2013/11/10 00:00:00

Windows 環境にお金がかかりすぎるのを嫌ってか、Linux へと開発環境を移してしまった AzDrawing と AzPainter
# ユーザが多いとよく発生する、図々しいユーザへの対応に疲れたというのもありそう
久しぶりにサイトを覗いてみると、AzPainter for Linux が完成一歩手前まで実装が進んでるっぽいです
AzDrawing for Linux は AzDrawing2 for Windows と大差ないので、AzDrawing2 が動いてくれれば、大きな問題はないのですが、どうやら、Windows 8.x では、タブレット周りがおかしくなったり、GPU ドライバとの相性が悪い事があったりと、環境によっては問題が有るようです
# Windows 7 以降で標準になっているタブレットサービスを停止したり、互換性設定である程度は改善すると思いますが……
更に、AzPainter for Linux は、AzDrawing ベースで、Windows では実現しなかった、キャンバスを回転できて、大きなキャンバスでも比較的軽い AzPainter になっているのが大きなポイントです
# AzPainter2 は、キャンバスが大きくなるとメモリの消費よりも合成処理の遅さが問題になってくる
オープンソースなので、GUI 周りを制御している AzXClass を Windows に移植して、Cygwin で構築するか、ライブラリラッパを作れば、中間ライブラリの構築がすごく大変ですが、Windows で動作するバイナリが作れるのでしょうけれど、Windows アプリのプログラマと GPL の相性の悪さは相当なものですし (余程 BSD ライセンスの方が相性がいい)、昔から、AzPainter/AzDrawing ユーザには、殆どパワーユーザがおらず、フォーマットがオープンになっているにもかかわらず、完全な AzPainter Susie Plug-in が存在しなかったりと、期待はしないほうがいい状態です
【余談】 AzDrawing 1 の Susie Plug-in は構造が簡単な割に出てこなかったので、私が書きましたが、展開の方法が分かっていても、合成周りが凄く面倒くさいので AzPainter1/2 の Susie Plug-in には手を出していません (AzDrawing2 ですらフォーマットがかなり面倒くさく、中々やる気が出なかった上に、開発にかなり時間が掛かってしまいまったので…… / いきなり C で記述すると厄介なので、HSP で展開が成功するまで試行錯誤した後、C のコードを書きました)
さて、そうなると、一番早いのは、安いマシンでもいいので、Ubuntu あたりをインストールしてそこで使うか、仮想 PC に Ubuntu をインストール後、GUI シェルを軽いものに変更してその上で走らせるかが、割りと現実的な解なのですが、タブレットを仮想 PC 側に上手く認識させることが出来るのかという大問題が有ったりします
一応、最近の仮想環境は、USB デバイスをそのまま繋ぐことが出来るようになっているみたいなのですが……
この辺り、いずれ試してみないといけないなぁ……という気はするものの、仮想 PC はともかく、Linux とか、USB 機器を認識させる機能とか、少しハードルが高いのが難点ですね
# 一つ位世代の古いマシンに Ubuntu をインストールして使うのは簡単ですが…… (最新機器に、Linux をインストールする方がハードルは高い ← ドライバが無かったりしてトラブルが多発する)
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