Cisco、H.264コーデックスタックのオープンソース化を計画 ― 2013/11/01 00:00:00
米 Cisco が H.264 実装の 1つ “gratis” を実質的にオープンソース化する計画を発表
米 Mozilla がこれを支持し、Cisco と共同で WebRTC 実装を作業中とのこと
オープンソース (BSD ライセンス) にはなるものの、そのソースコードを利用したものを配布したりすると、ライセンス使用料の支払いが必要になるので、コンパイル済のモジュール (OpenH.264) を Cisco がホスティングし、ダウンロードに応じて MPEG LA への特許料支払いを Cisco が負担するという形にするのだそうです
# ユーザの運用互換性を重視した結果とのことですが、Cisco が特許使用料を支払うに値するメリットは……?
現在 Firefox が、OS (Windows/Mac OS X/Android) のモジュールを使って H.264 サポートを行っている部分が OpenH.264 に置き換わる事になり、WebRTC だけでなく、通常の動画コーデックとしても利用できます
Firefox での VP8 (WebM) のサポートも続くので、従来の実装も無駄にはなりません
Mozilla は H.264 等の特許使用料が必要なコーデックを完全に支持しているわけではなく、少なくとも、H.265/VP9 (次期 WebM) レベルの圧縮率と画質を目指して、完全にオープンな動画コーデック “Daala” を開発中
Android 4.4 KitKat ― 2013/11/02 00:00:00
Android 4.4 KitKat が公開されました
最大のポイントは “メモリ使用量の低減” でしょう (512MB メモリの端末でも動作するそうです)
細かい改良も色々と有りますが、“ナビゲーションバー・ステータスバーがアプリケーション側の要求に応じ自動的に隠れる (画面端をスワイプすると再表示)”・“印刷機能” あたりが便利そうです
標準ブラウザのコンポーネント “WebView” コンポーネントが Chromium ベースになったのも重要ですね
端末メーカは、出来るだけ早く Android 4.4 への対応をしたほうがよさそうです
日本のメーカは、一年くらい遅れると思いますが……
CLIP STUDIO MODELER ― 2013/11/03 00:00:00
“六角大王Super” や “さし絵スタジオ” を作ってきた 「終作」 のスタッフが参加して作成された、“六角大王Super” の後継ソフトです
UI が Qt ベースになったのに、余り変わった感じに見えないのがポイントかもしれません
# 現在の環境が、未だ緊急的な避難環境である Intel Atom N270 ネットブックなので、試用版すら入れていません
“CLIP STUDIO PAINT”・“CLIP STUDIO ACTION” ユーザは、12/26/2013 迄優待価格 ￥2,500- で購入できるので、多少の加工や、オブジェクトの配置くらいしかしない人にもお勧めです
で、多分、推奨環境を大きく下回っている Intel Atom N270 でも動くと思いますが、Atom N270 と組み合わされる GPU は本当に最低限の DirectX Graphics の機能しかサポートしておらず、かなりの部分をドライバのソフトウェア層で処理する GPU なので、“POSE STUDIO” は何とか実用レベルで動くものの、“CLIP STUDIO PAINT” の 3D 動作は壊滅的に遅く (2D 部分も、少し重い)、多分実用にはならないと思います
おとなしく、推奨以上の環境で使うようにしましょう
楽天日本一セール ― 2013/11/04 00:00:00
東北楽天ゴールデンイーグルスが日本シリーズで優勝したので、現在楽天市場にて楽天日本一セールが開催中です
【学研】 歌うキーボード (仮称) ― 2013/11/05 00:00:00
Mac OS X Mavericks Update トラブル ― 2013/11/06 00:00:00
Mac OS X ユーザの方は、OS X Mavericks のアップデートを少し待ったほうが良いそうです
外付 HDD が繋がっていると、その接続インタフェースに関わらず、外付 HDD のデータクラッシュを引き起こす可能性があるとか……
怖いですね……
この事を公表しているのは、Western Digital ですが、Western Digital 製のユーティリティも問題の一因になっているおそれがあるからです
後、Mac OS X での外付 HDD のシェアが高く、問い合わせが激増しているのだと思われますが……
実際には、接続インタフェースを問わず、外付 HDD すべてのデータが危険にさらされるらしいのですが (他にも、ストレージ周りのデバイストラブルは多発している模様)
Apple が問題を修正したアップデータを公開するまで、アップデートを控えたほうが無難でしょう
OS X Mavericks にアップデートすると、外付 HDD が繋がっているだけで、データクラッシュの危険性にさらされるのですから……
OS X Mavericks へのアップデートが済んでいる場合は、Western Digital 製のユーティリティはアンインストールし、Apple が対策アップデータを公開し、それが適用されるまで、外付 HDD を外しておくのが最善の行動みたいです
【脆弱性】Microsoft Graphics Component ― 2013/11/07 00:00:00
ゼロデイアタックが発生している脆弱性が Microsoft Graphics Component に存在するそうです
現行サポート製品では、Windows Vista, Windows Server 2008, MS Office 2003/2007/2010, Office 互換機能パック, Lync 2010/2013, Lync Basic 2013 が対象
具体的に問題が起きるのは、加工された TIFF Image の展開処理
展開する時点で問題が起きているので、プレビューで、も画像が表示されていなくても、展開処理が絡んだ時点でアウトです
ログオンユーザの権限を乗っ取って、好き放題される恐れがあります
現時点では、修正パッチが完成していないので、Fix it 51004 [microsoft.com] を適用して TIFF Image の読み込みコンポーネントを無効化するか、Enhanced Mitigation Experience Toolkit (EMET) を利用することで回避するしかない模様
TIFF Image を使うことは少ないと思われますので、取り敢えずは TIFF Image の読み込みを禁止するのが妥当でしょう
# 業務上 TIFF Image が必要な場合は、他の安全なソフトで BMP, PNG 等に変換するのがおすすめ
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