8bit PC (PC-8801) 風 CG を Windows で…… ― 2011/07/23 00:00:00

幸い (?)、最近の Windows PC は、有余るプロセッサパワーが有ります
で、今の PC なら、減色で作成する方が早いと思います
今回使った画像は、“AT Will - Graffiti” に収録した画像で、“AzDrawing” で線を引いた後、“猫ペイント Script” で塗ったものです(線画レイヤと塗りレイヤを別に出来れば、着色方法は自由です)
元の画像には、少々効果が入っているのですが、加工する場合余り望ましくないので、そのレイヤを削除し、線画のレイヤと、彩色のレイヤに分けます
そしてそれぞれを、TTL カラー (デジタル 8色) のタイリングで減色します
減色後、レイヤを合成すると、はっきりとした輪郭を持ち、輪郭濁りの無い結果が得られます (そのまま減色すると、線画がにじみ出して汚くなる事があります)
ただ……、元の画像の色合は、減色する事を考慮していないので、かなり濁ります
そこで、色調補正を掛けた後減色してみると、濁りは無くなったものの、肌の暗部が無くなってしまいました
とは言え、TTL 8色での、肌の暗部表現は減色では綺麗に出にくいと思うので、その辺りは手作業で修正した方が早そうです
一番下のトリミング画像は、PC-8801 を意識して、200ライン風味にしてあります
やはり、こう言う乱暴な方法だと、細部が荒れた画像になってしまうのですが、減色した後、ドット修正をする方が、一から TTL 8色で描くよりは早く、楽に描けると思います (線画のドット荒れを修正してから合成すると、更に良いと思います)
最初から、減色を意識して色を塗るともっと楽に処理出来ますし……
まあ、何でこんなのを書いてるかというと、“シュタゲ8bit” の不毛さを見て、少し思う所が有ったからなのですが…… (この、減色を使った方法も、不毛っぽい所が有ると思います)
一気に表示せず、上から順次展開されてる感じの演出で、減色したグラフィックを表示する方が、現実的だと思うんですよね……
そもそも、ライン&ペイントの AVG で、最後の方に出たのって、“軽井沢誘拐案内” (ENIX) 辺りじゃ無かったかなぁ……
その時代になると、ディスクメディアが一般的になっていて、圧縮グラフィックをそのまま展開してましたし…… (“ライン&ペイント” はテープメディアが全盛の頃に少ないメモリで多くの画像を扱う一種の圧縮方法だったですから……)
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