kobo Touch /¥7,980- (税込・送料込)2012/07/03 00:00:00

“草枕” (夏目漱石) / “うぶんちゅ!” (瀬尾 浩史)

楽天が販売する電子書籍リーダー kobo Touch

 

電子ペーパーのスペックは 6型 600×800pix. 白黒 16階調

SONY Reader とスペックは殆ど同じです

 

唯一違うのが、とにかく安いこと

税込・送料込 で ¥7,980- (楽天会員の場合、予約購入でポイントバック有)

 

日本の端末では、群を抜いた安さですが、日本語の場合、縦 800pix. では少々不足気味なのは、実際に端末の表示を見たことのある人なら、ご存じの通りで、1,024pix. でも少し足りず、1,280pix. は欲しいと言うのが、実際の所です

漫画なら読めなくも無いのですが、細かい書き文字は潰れちゃうしで、個人的には、日本の一般的な電子書籍販売価格で書籍向の漫画を積極的には買いたくありません (携帯電話や電子書籍端末を考慮した原稿だと話は変って来ますが、値段はいかんともしがたく……)

実際に確認してみると、漫画だと 少なくとも縦 1,200pix. ないと細かい部分は見えず、縦 1,600pix. でようやく鮮明に見えます

そう、現在存在している端末で、この解像度をクリアしているのは、新型 iPad のみです (1,200pix. なら、クリアしているスマートフォンやタブレットはありますが…)

 

ただ、この端末も他の端末同様、PDF, EPUB 3.0, JPEG, GIF なんかも、普通に表示できるので、自炊データを読むのには適しているとも言えます

近日発売予定の 日本語版 Kindle がどの程度の値段なのかという辺りも気になるところですが、日本の場合、スマートフォンや、既存のフィーチャーフォンが一番手近かつ手軽で、余り売れない気もしなくは無いのですが……

 

 


なお、掲載画像は、左上が、夏目漱石の“草枕 (著作権の消失したパブリックドメイン作品)、残りは、瀬尾 浩史氏の“うぶんちゅ!” です

 

瀬尾 浩史氏の“うぶんちゅ!” は、『「表示-非営利 2.1 日本」 を条件とするクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下で配布されている』作品です (書籍版 “うぶんちゅ!” とは、少し異なります)

後、ベイヤーディザと、誤差拡散だと、どちらが見易いのかを試してみたのですが、余り差は無いですね…… (電子ペーパーで差が出るのかどうかは?)