A Dustbin in A.S.G.

DC516 . . . 普通に写真を撮りたい人に勧められる物じゃないですね (^^;;

• 値段が微妙 … 実売で1万円弱だが、2万円弱出すと、日本メーカの最下位ランク (CCD) コンパクトカメラが買えてしまう (なお、DC516 は後継機の登場により生産終了の模様)
• 白飛びがひどい … 露出補正もひどいけれど、どうやらシャッタースピードが余り速く出来ない様で、淡い薄雲の掛った空を撮ると真っ白… (メカニカルシャッターを付けたのが敗因になってるような… ← CMOS センサなのでスミアは出ません)
• 飽和速度の速さの副産物か、蛍光灯のみでの撮影でも、ピントはともかく写ることは写ります (手ぶれしやすくなるけど…)
• マクロは、この手の安価なカメラでは常套手段である、レンズの F 値を 8 近辺に変更する事で実現しています (よって、暗い画像になりやすい)
• フラッシュの充電時間が長く消費電力が大きい … 高速充電回路が組込まれてない模様 (単三電池 2本駆動だしねぇ…)
• UI がいまいち … 折角の 4方向ボタンが遊んでいたり、画像消去の時は何故か全消去の方が操作ステップが少なかったり…
• このご時世に、Windows でマスストレージクラスとして認識できないのは問題が有りすぎます (ドライバのインストールが必要, MacOS X では普通に認識されるのに…)
• USB コネクタが microB (だっけ?) になっていて、新規のケーブルの入手が困難です (付属ケーブルを無くすと大変)
• USB 2.0 に対応と言いつつ、USB 1.1 でも帯域が有余る程の低速転送なので、手間で無ければメモリカードリーダの使用を強くお勧めします
• 日本メーカのケータイだと、CMOS センサでもそこそこまともに写っていますが、技術的な差は埋めがたい大きさです

あぁ、良い点なんて殆ど無い (^^;;

個人的には、安物 CMOS カメラ特有の歪んだ絵が好きなので問題は無いのですが…