SOURCENEXT Paintgraphic Pro ― 2010/03/26 00:00:00
SOURCENEXT からダウンロード専売で Paintgraphic Pro が発売されました (¥4,980-)
機能からすれば安いのですが、SOURCENEXT の販売するソフトなので、超割を使っていないと割高に感じるかも知れません
ベースになっているのは、Paintgraphic2
開発は何時もの通り、Fanfare
基本と成っているエンジンの設計が、Pentium 166MHz 辺りでも余裕で動くレベルで作成されていただけの事はあり、大変軽快に動作します (但し、フィルタ周りは Photoshop 系の方が速い)
基本設計が古い分、手ぶれ補正がなかったり、今一つ新しい機能が無い変りに、起動が速かったり、それなりに安定したりしているので、機能を取るか軽快さを取るかという感じです
今回のポイントは、サポート終了から随分と経ってしまった、Fanfare Photographer の機能の一部が復活した事でしょう
主な強化点は… ([FP] マークが付いている機能は、Fanfare Photographer からの復活機能)
- テキストレイヤが出来た (テキストの再編集が可能になった)
- [FP] パス文字が使えるようになった
- レイヤウィンドゥが分離独立した ([FP] の機能を強化)
- レイヤのツリー表示が出来るようになった
- [FP] カスタムツール機能 ([FP] の独立バーではなくツールバーに機能を内包)
- [FP] CMYK, ICC プロファイル対応 (更に AdobeRGB にも対応)
- [FP] CMYK 画像を EPS, PSD, TIFF で保存できる ([FP] では PSD 保存は出来なかった)
特にポイントが高いのが、CMYK モードを持っている事と、EPS, PSD, TIFF の CMYK 保存に対応している事
これで、多少互換性の問題はあると思いますが、比較的安価に、印刷対応のデータを CMYK モードで作成出来るツールが復活しました (そう言うツールは Fanfare Photographer しか存在していなかった)
なお、Fanfare Photographer と比較して無くなってしまっている機能は…
- ブラシにノイズ機能が無い (鉛筆・パステル・クレヨンツールである程度は代用可能)
- ブラシに荒れやブラシテクスチャを適用する機能が無い (テクスチャ機能や拡散フィルタである程度は代用可能)
- ノイズ追加フィルタが無い ← 少し困る
無い機能の殆どが、ノイズを追加する機能というのが少々興味深いかも知れません
Paintgraphic 系にノイズフィルタが無いのをそのまま受継いで、ノイズフィルタが無いというのが少々困りもの
もっとも、Fanfare 系のツールのノイズ機能は、規則性が出る困った機能だったので、大人しく、フリーのグレインフィルタ (Photoshop フィルタ) を拾ってくるのが早い気もします (製品版フィルタは高いので…)
ただ、RGB から CMYK に変換すると、極端に色あせするので、RGB でエディットして最終的に CMYK のデータを作ればいい…と言う方は、IllustStudio を選択した方がいいかも知れません (CMYK でエディットする最大の利点は、肌から C, K 要素を除去したり等、色を自分で調整できる点です)
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