Digital 8 colour (3bpp) ― 2006/02/19 00:00:00
ゲーム風に、作画してみたもの
おぉ……、これもまた色が派手だ (^^; (元の画像を作画してて、“なんか X680x0 初~中期のゲーム画面みたい……” と感じてしまいました (^^;; )
ただ、当時 (PC-8801SR/X1/FM-77AV の時代)、一般的に使用されていた画面は 640×200pix. なので、この画像は、かなり縮小されている事になります (^^;;
# 一応、640×200 での減色実験も実施してみましたが、当時の雰囲気の再現度はいまいちですね (^^;;
一番の違和感は、当時は、こんなに大きなキャラをほいほい画面に出せなかったと言う事でしょうか
やろうと思えば出来なくはなかったのですが、メインメモリが 64KB しか無い上に、実際自由に扱えるフリーエリアとなると、手軽な開発だと 12~16KB が限界…… (一番メモリを確保しやすい X1turbo で頑張れば 40KB 程度までは確保できるか? , なお、メモリを確保しやすかった 8bit マシンは MZ-2500 とか (日立) MB-S1 でした)
メモリが足りないので、画像を書換える度にディスクロード……と言う、非常にストレスがたまる方法しか有りません (グラフィックのバックバッファとかを考えると、40kB 程度を丸々グラフィックに割当てないと、ディスクアクセスを無くすのは無茶)
小さな画像の書換でも、そのたびにディスクロードが一般的だったのですから…… (これは、FDD を専用の CPU で駆動している PC-8801SR が圧倒的有利 , 次点が DMA 割込みで処理でき、シークタイムを高速化できる X1turbo)
しかも、当時のメディアは 5”2D (320KB)……
読出しが、結構遅いんですよねぇ…… (PC-9801 の 2HD と比べると、半分のデータ転送レート , 但し、X1/FM-7 系は、FDC が高性能だったので、400KB Format で転送速度をかなり稼げた)
# X1turbo だと裏 VRAM を使うとか、PC-8801Mx/VA や MZ-2500, MB-S1 だとバンクメモリを使うとか、PC-8801FH 以降なら“サウンドボード2”の“AD-PCM エリア”を使うとか、余り一般的とは言い難い解決方法もありましたが…… (該当しない機種とのプログラムの書分けが面倒なので、大抵はやらない)
こんなメモリとの闘いは、16ビットマシンに移行するまで延々と続くのでした (PC-9801 の場合は、これはこれでメモリが足りず、また不毛な世界に突入していたのですが……)
もっとも、メモリが比較的沢山搭載されていた X68000 (VRAM 512KB, 16bpp) とか FM-TOWNS (VRAM 512KB, 15bpp) でも、扱う画像のデータサイズが大きかったので、一般的なメインメモリ搭載量 (2MB) では全然足りなかったのですが… (HDD が普及したので、頻繁にディスクアクセスしても、問題が無くなりはしましたが…)
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