2019-02: A Dustbin in A.S.G.

[Skip Ahead] Windows 10 20H1 Build 18836 / Wacom Pro Pen slim / +x ― 2019/02/15 14:30:00

Windows 10 20H1 Build 18836 (Skip Ahead) が公開されたそうです (ver.2003 になると思われる)

模索しつつ、機能の内容によっては ver.1909 に移されたりするのかもしれません

Windows 10 ver.1903 は Release Preview Ring に移行したそうなので、リリースまでに大きな不具合がなくなるといいのですが……

■ Windows Insider Preview [windows.com]

最新の Cintiq, Intuos Pro に対応した Wacom Pro Pen slim が発売されました

昔、名前は忘れましたが細いペン有った気がしましたけど、最新の環境では使えなくなっていたのですね

個人的にはあの太いペンや、BAMBOO とは微妙に異なる筆圧反応が好きではないので、細いペンがあるというのはいいですね

私自身は、Intuos (旧 BAMBOO の系列) しか買わないと思うので、あまり縁はなそうですが……

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※ BOOTH 頒布版 [BOOTH.pm] はレイヤ付画像を MDP Document でしか収録していませんので他の形式への変換には、FireAlpaca/MediBang Paint Pro/mdiapp+/コミラボ＋のいずれかをご利用下さい

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【注】有償ですが薄謝です

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日本でのコモドール / +x ― 2019/02/16 15:45:00

■ 日本ではあまり出回っていない Comodor 64 [impress.co.jp]

日本でコモドールが最初に一般人にある程度知られるきっかけになったのは、おそらくマックスマシーンです

FM-7 が人気を博していた頃で、PC-8801mkII SR 登場直前と、パソコンが一般普及し始めた頃に低価格機として投入されたからでしょう (ただし、目にとまるだけで売れたわけではない)

コストダウンで、キーボードはリモコンのスイッチレベル、MAX BASIC では 600バイト未満しかユーザフリーエリアがない上に、ゲームも少ししか発売されず、日本以外では殆ど販売されずにひっそりと消えていったパソコンです

同時期に MSX が登場し、CASIO から RAM 8KB だけど安い MSX が発売されていたので、普通の感覚なら MSX を選択するのが自然で、RAM を組み込んだ上位 BASIC が発売されていても失敗した可能性が高いです

このハード VIC-20 と一部互換性があり、Comodor 64 の下位互換機なので、Comodor 64 では VIC-20, マックスマシーンのカートリッジを使うことができたはずです

そもそも、VIC-20 の日本版 VIC-1001 (※) も少数しか出回っていないはずで、Comodor の 8ビット機に触れたことがある日本人は少ないと思います (私は Comodor 64/128 なんか見たことすらない)

# なのに、VIC-1001 とマックスマシーンの実機に触れたことはある

(※) 内蔵キャラクタを JIS 準拠にして JIS キーボードに載せ替えたモデル, VIC-20 との互換性を維持するためにかキャラクタ ROM がバンク切替えできるらしいけど、きちんと設計したものではなく間に合わせのパッチを当てただけで、中途半端な互換性しかなく、問題の方が多かった模様

日本でそれなりに出回った Comodor 機は、Amiga でしょう

こだわる所はこだわって、切り捨てる所は切り捨ててソフトウェア処理で間に合わせる潔い設計で、プログラムを書けなくても使えるグラフィックパソコンとして人気がありました (何しろ、日本語対応の市販アプリは殆どなかったのですから)

ただこれ、コモドールが開発したわけじゃないんですよねぇ……

日本ではハードウェアで基本性能を上げた機種のほうが人気があり、海外で Amiga を支えた人たちと同じ傾向を持つ人は、X68000 や FM TOWNS や PC-9801 ＋フレームバッファボードか Macintosh II に流れています

後、日本では、日本語表示を高速にこなす必要が有ったので、漢字 ROM を搭載していて、漢字混じりテキスト専用表示機能 (PC-9801) か、テキストスクロールを見据えた VRAM の転送支援ハードウェア (X68000, FM TOWNS) を持っていないと、非常に使いづらいという問題がありましたから、仕方ないといえば仕方ないのですが

と言うか、当時の日本でまともに売れていた海外機って、Macintosh だけなんじゃぁ……

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Google Pixel 3 Lite (仮) が計画されているという噂が / +x ― 2019/02/17 19:00:00

Pixel 端末は、余計な機能を省きつつ、Google の新機能の実験ができるように設計されている端末なので、利益を確保できれば数を売ろうとしている端末ではありません

わざわざミドルレンジ機が出るかもしれないというのは、高価格路線だけでは購買層が偏り、一般人の反応が得づらいのが問題なのかもしれません

■ ITmedia.co.jp の記事

個人的には有機 EL パネルの端末と microSD スロットのない端末が嫌いなので、おとなしくミドルレンジの SIM フリースマートフォンを買ったほうがいいかなぁ……という感じです

いや、カメラの AI 機能以外、Pixel 3 って羨むような機能なにもないと思うのですけれど……

できれば、ある程度機能を縮小した GPGPU で AI 周りの処理を行う、Android 端末汎用のカメラアプリ出してくれるといいんですけどねー (機能が低いほど遅くなると思うけど)

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Windows 10 ver.1903 では WSL のファイルアクセスが容易に! / +x ― 2019/02/18 15:45:00

現在の Windows 10 で利用できる WSL では、Linux 側のファイルは Linux 側で全て操作する必要があり、Windows 側の書込みを伴う作業する場合は、Linux 側から Windows 管理ファイル (/mnt/c/～) をアクセスするという方法を使う必要がありました (※ テキストファイルや音楽・動画ファイルに限る)

ファイルのダウンロードは基本的に Windows 側で行いますが、Linux 用の tar ball を Windows で展開処理すると属性の問題が出るので、WSL側にコピーしてから展開しないとだめなのですが、Linux 側から cp コマンドでコピーして……という非常に面倒くさい手順が必要でした (例: cp /mnt/c/temp/file.txt ~ )

■ 窓の杜の記事 [impress.co.jp]

これが、UNC パス経由で、直接 Windows アプリ側から WSL 管理下のファイルにアクセスできるようになるので、コピー処理も楽になり、ソースコードの相互アクセスを行いたい場合も WSL 側にファイルを置けるようになったので、作業のしやすさが格段に向上します

# UNC パス経由ということでわかりますが、仮想ネットワークフォルダとして扱われている

文化の違いで、BSD 系 Unix ベースの macOS よりも、Windows 10 のほうがソースコードの編集などウェブ開発でメインになる作業用アプリが充実している上に、Windows 10 PC のほうが安いので、ウェブ開発を macOS で行うのはますますコストが悪くなっていっている気がします

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目的を見失っているダウンロード違法化の範囲拡大に対して法学者が緊急声明 / +x ― 2019/02/19 22:15:00

どう考えても、内容が無茶苦茶な上に、警察が悪用しない保証がまったくない上に、範囲の曖昧さが更に悪用に拍車をかけそうなダウンロード違法化の範囲拡大

一番の被害者である漫画家が反対しているにもかかわらず審議を進める狂った乱暴さがひどいとしか言いようがありません

そんな中、法学者の緊急声明が出たそうです

■ ITmedia.co.jp の記事

そもそもこれ、漫画 (含同人誌) の資料として画像をダウンロードしたりスクリーンショットを撮ったりしたら違法になる場合があるという問題にもなるので、本当に異常な内容なのです……

マスメディアの取材にも大きな影を落とす内容なのに、一般マスメディアがろくに反応していないあたりに、非常にだめなものを感じたりもしますね…… (ゴシップ系の週刊誌にも影響があるのに)

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[Win7] SHA-2 アップデートしないとアップデートができなくなる / ニッチな .NET フリーソフトは OSS じゃないと困る / +x ― 2019/02/20 15:00:00

来年早々サポートが打ち切られるので、実質年末までしか使わないほうがいい Windows 7

新しめのハード (※) に敢えて Windows 7 を入れている場合は Windows 10 をインストールするのがおすすめですが、古い PC の場合、ハードトラブルと付合う方が面倒なので、そこそこ価格の Windows 10 PC を買うほうがおすすめです (ネット販売モデルの Core i3 とか Ryzen G APU 採用機を買えば高くはない / 少々遅くてもいいのなら Pentium Silver でも OK)

(※) 最近の CPU はそもそも Windows 10 にしか対応していないので、それでも少し古い

■ 窓の杜の記事 [impress.co.jp]

最近 Windows 7 用 SHA-2 対応アップデータが公開されることが発表されました

SHA-1 までしか対応していないのに、大きな問題が出ていないのは Google Chrome や Firefox が自前のライブラリで SHA-2 対応を行っているからに過ぎません

更に、できるだけ早くアップデートしておかないと、7月以降の Windows Update が行えなくなります

Windows 10 もすでに安定しており、大型アップデート時のトラブルが心配なら Windows 10 Pro を利用すれば延期設定で回避できるので、できるだけ早く Windows 10 に移行するほうがいいのですが……

.NET 1.x のサポートが 6/27 に終わります

■ 窓の杜の記事 [impress.co.jp]

.NET 2.1 が LTS なのですが、これもいずれサポートが終了し、OSS ではない古いアプリは徐々に動作させること自体が困難になっていくことが確実です (OSS でもソースコードの修正は必要)

特殊なことをしていない Win32 アプリのほうが新しい Windows OS でも問題なく動くというのが悩ましいけれど現実なのが……

業務用アプリも同様で、.NET だと開発が楽になるのは間違いないのですが、新しい .NET が出てきたら、対応できるようサポート体制を整えておかないといけないという問題が……

なので、中途半端に .NET に流れるよりは、Delphi や C++ Builder で Win32 アプリをビルドしたほうが面倒は少ないのかもしれません

特殊な構成のアプリでない限り、Delphi 3～7 でビルドした Win32 アプリが、Windows 10 で平然と動いていますので……

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SILKYPIX JPEG Photography 9/ OS のプロセス保護機能以上のことはできないと思うけど…… / +x ― 2019/02/21 17:45:00

JPEG 画像の細かな色調整は、通常は “コントラスト調整・レベル補正・彩度が・色調整” 程度で十分ですが、撮り直しできないのに元の画像が残念なものしかないケースでの調整が必要になると急激に調整の難易度が上がります

SILKYPIX JPEG Photography 9 [isl.co.jp] は、RAW データは扱わないけど、RAW 現像に近い高度な調整を JPEG 画像に対して行うためのアプリです

周りのピクセル情報を活用して、16bit 深度の階調を補間作成し、そのデータをもとにして RAW 現像を行っているわけです

これ、フル機能版に含まれているので、RAW 現像を行うことがある人には SILKYPIX Developer Studio 9 がおすすめですが、JPEG 画像しか取り扱わない人の場合、機能制限がある分安いのが特徴

新ヴァージョン発売キャンペーンで3月末まで￥2,980- (税込) と安価なのが特徴です

必要な人は限られますが、高度な撮影機能を持たないスマートフォンやコンパクトデジタルカメラで撮影した画像の調整をよく行っている人にはおすすめです

※ 掲載画像は、低画質風に加工して JPEG 保存した画像を SILKYPIX Developer Studio 6 で加工したものです (左が加工前, 右が加工後), JPEG 圧縮しているので劣化していますが、この程度の補正ならほんの数分で済ませることができるというのは大きいと思います (SILKYPIX JPEG Photography 9 [isl.co.jp] は最新エンジンなので、補正能力が向上しています)

■ Cnet.com の記事

こういうことを言い出したらきりがないわけですが、少なくともそのデータが必要になる寸前まで暗号化状態のまま保持して、都度処理する以上のことは OS が保護してくれないと対処のしようがありません (CPU やメモリの特性を悪用した攻撃に対する対策も OS 側がサービスコールを作るほうが良いはずですし……)

そもそも、OS がメモリを適正に保護していないと、OSS でなくても逆コンパイルや逆アセンブルで暗号化の方法を解析して、総当たり攻撃をかけることはできるのですから

有名なアプリでも、穴が残っている可能性はあるので、そのあたりを埋めることには賛成できますけど