ATOK for Android [Professional] ― 2014/02/10 00:00:00
ATOK for Android の強化版かと思ってたら、根本から別物でした
ATOK for Android に使用されいるのは、軽量化が施されたモバイル端末向 ATOK をベースに強化したものだったのですねー
それに対し、ATOK for Android [Professional] は、Windows/Mac OS X 用と同じエンジンを使用しているそうです
ここで思い出して欲しいのは、最新の ATOK のエンジンは、デュアルコア Atom + Windows XP でも重いということです (だから、Pomera (ポメラ) の ATOK が最新版に更新されないのだと思われる)
Android や iOS は、UI にパフォーマンスを割いて快適さをアピールしていますが、処理速度は Atom と大差ありません (Cortex-A15 は Bay Trail-M より少し遅かったはずだけど、実運用では GPU や周辺回路の発熱や消費電力が絡むので同等)
それより問題なのは、iOS は割りと省メモリで動くように設計されていますが、Android は Windows 7 32bit 並にメモリを消費しているという点
なので、ATOK for Android [Professional] の動作環境は 「Android OS 4.0/4.1/4.2/4.3 (4.1 以降ではアプリケーションとの相性問題が発生する場合有), デュアルコア 1.5GHz 以上 または クアッドコア 1.2GHz以上を強く推奨, 搭載メモリ 2GB以上を強く推奨, インストールに必要なストレージ 100MB 以上」 と、対応可能な端末が最近の端末に限定され、タブレットに至っては日本製のタブレットと Nexsus 7 (2013) 以外はかなり厳しいという始末です
まあ、LPAE や、36bit 以上のメモリバスが搭載されている 64bit コア (Cortex-A57) が一般化してくれば、そう厳しい条件では有りませんし、日本で販売されている最新のハイエンド端末ならクリアはしています
していますが、現実的かというと ??? なんですよね……
2年くらいすれば、少し重いという程度になってるのだとは思いますが……
これって、スマートフォンじゃなくて、タブレット + Bluetooth キーボードを前提として設計されてるんだろうなぁ……
ただ、Android の文字入力システムだと、Windows/Mac OS X 版程快適なキーボード入力には出来そうにないので、惜しい感じになりそうですが……
# 専用の入力アプリや、iOS 用に ATOK Pad [Professional] でも出せば解決するかもしれません (但し、現状の iOS 端末だとメモリが厳しい)
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