写真から背景トーンを作る2013/01/04 00:00:00

試作品の一部をトリミングして縮小したもの

3D レンダリング (Vue とか Shade とか Shadeドリームハウス の出力) から作成するのは、比較的エッジが強く、人為的な画像故に画像もくっきりしているため、難易度が少し低いのですが、写真は色々と曖昧でエッジの抽出も難しいことが多いので、中々厄介です

 

色々と試行錯誤した結果、今の所は……

  1. 元の画像をレベル補正で調整してからグレースケールに
  2. グレースケールの画像からエッジを抽出した後、コントラスト+明度補正で輪郭を調整した後、二値化+中間値 (メディアン) フィルタでゴミを飛ばした後、多少太く加工する
  3. グレースケールの画像の暗い部分は思い切って黒く潰した方が良いので、二値化フィルタでベタの部分を作成
  4. グレースケールを適度にポスタライズした後、上のレイヤにベタと輪郭の画像を乗算で載せた後、統合
  5. 網点化する

こんな感じかなぁ……

 

手元にあるソフトだと、輪郭抽出は他のソフトでやらないと駄目ですが、後の作業は CLIP STUDIO PAINT で処理するのが比較的楽ですね

 

 

もう少し上手く輪郭抽出が出来ないかなぁ……と言う気はするのですが、画像を見ると、輪郭は相当曖昧なので、人力でトレスするので無ければ、この辺りが限界なのかな……とも

 

やはり、出来れば、Vue とか Shade とか Shadeドリームハウス の出力を使う方が良いのだとは思いますが、写真は手軽ですしねぇ……

もう少し良い結果が出せないか試行錯誤中です