A Dustbin in A.S.G.

Painer X for Windows は最後まで、ウィンドゥの再描画周りに不具合を抱えていて、個人的には使い物になりませんでした (だから、Painer IX.5 を使ってた)

Painter 11 では、大きな問題は無くなり、Windows 版にあった、時々ストロークが描画されない事のあるバグの修正パッチも提供され、久々に問題無く使える Painer です

＃ 今回は、出来がどんな感じか暫く様子を見てたのですが、大きな問題はパッチで修正された様なので、アップグレード (^^;

筆の描き味や細かい挙動が変ってしまった様ですが、この辺りはカスタマイズしたり、Painer IX 辺りのブラシデータをインポートとか試してみようかと思います

結構高いソフトなので、Corel Painter Essentials 4 を先に使ってみる事をお勧めします

値段に抵抗がないのなら、いきなり Painter 11 でも問題は無いでしょう

私の場合は、他のツールでは描き辛い、“水彩な画像・汚しの多い画像” に特化して使っているのですが、物理画材とは違うものの、それなりに雰囲気のある描画が出来るのがポイント高いです

これで、もう少しフィルタ機能が充実していると、更に扱易いのですけれど…

フィルタとかが弱いので、外部ツールの画像を取込んだり、PSD 経由で、他のソフトで処理したりしないと、駄目な事がありますから…

“フィルタは邪道だ、全部描く!” ってな人には、最適なソフトでもあります

器用な方は、水彩以外は、他のツールでまかなえるとは思いますが、細かなタッチとか、画材の癖を出したい場合は Painter 11 がお勧めです (逆に言うと、水彩に関しては他のツールでは代用にならない)